病院紹介

病院長挨拶

病院長 奥村明彦

日頃より、海南病院に対しまして、ご支援、ご協力を賜りましてありがとうございます。このたび2019年4月1日付けで病院長を拝命いたしました。ここに謹んでご挨拶を申し上げます。
海南病院は、昭和13年8月24日に病床数20床の病院として開院して以来、海部地域における中核病院として、大きく発展してまいりました。とくにこの10年間におきましては、先代の山本直人病院長の強力なリーダーシップのもと、平成25年に愛知県下では19番目となる救命救急センターの指定とともに、地域中核災害拠点病院の指定を受け、平成28年12月には6年余におよぶ大規模改築工事の全面竣工を迎えました。翌年の平成29年9月には、『地域医療支援病院』の指定を経て、病床数540床の高度急性期医療を担う地域の基幹病院として急成長を遂げてきております。このような発展は、地域住民の皆様、そして地域の医療機関の皆様からの多大なご理解とご協力、そしてご支援を賜わりましたおかげです。改めて心より皆様に感謝申し上げます。
さて、昨年平成30年に、海南病院は創立80周年を迎えることができました。1年間を通して、さまざまなイベントを企画し、実行していく中で、地域の中核病院として果たすべき社会的責任(CSR)を職員全員で確認してまいりましたが、その締めくくりとして、外部の第三者機関によって、患者さんの視点から病院を評価していただきました。初めての試みでしたが、私たちが気付き得なかった事柄についてもご指摘をいただくことができ、大変貴重な経験となりました。ソフト面とハード面の両面の整備も一段落し、創立80周年という記念すべき年に、「コンパクト・高機能・次世代型」の新しい海南病院として、新たなスタートラインに立つことができたのではないかと考えます。
これからの海南病院は、「和を大切に心ある医療を実践する」という伝統をしっかり継承しながら、次世代につながる進化を遂げていかなければなりません。地域医療構想への適切な対応、地域包括ケアシステム構築への参画など、「必要なときに必要な医療を提供する」ための、地域医療支援病院としての役割をしっかりと果たすことが求められています。その一方で、現在議論が進んでいる「働き方改革」への対応、医師の偏在により各地で発生している病院の閉鎖や診療機能の縮小など、医療を取り巻く環境は、非常に厳しくなってきていると言わざるを得ません。レジリエンス(resilience)という言葉をご存知でしょうか。日本語に訳しますと、回復力、弾性力という意味で、とくに医療安全の領域では最近注目されている言葉です。私たち医療に従事する者にとってのレジリエンスとは、あらゆることを予期し、そしてそれに備えることで得られる“強さ”ではないかと考えます。地域医療の崩壊が叫ばれる厳しい医療情勢の中で、この地域の医療を守っていくためには、このレジリエンスが必要であると私は考えます。
私たち海南病院の職員一同は、地域住民の皆さんから選ばれる、そして同時に、地域の医療従事者の皆さんからも選ばれる“強い”海南病院を築いていくために努力してまいりますので、今後ともご指導とご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

病院長 奥村 明彦

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