薬剤部について
薬剤部について
薬剤部は、医薬品や医療材料に関わる業務を行っています。
当院は医薬分業を推進し、分業率は90.0%以上です。このため入院患者さん中心の業務を行っており、全病棟に薬剤師を配置して、チーム医療を展開できる体制を敷いています。近年、画期的な新薬も開発され、より専門的な知識をもった薬剤師が必要とされていることから、専門・認定の取得に対しては部門としてしっかりサポートしていく方針で取り組んでいます。
地域薬剤師会との連携にも力を入れています。定期的に連携勉強会を開催し薬物療法等の情報共有を進めています。また、施設間情報連絡書や吸入指導依頼書・報告書、トレーシングレポート等により、病院-保険薬局間で双方向に情報を発信・共有できる仕組みを取り入れています。
私たちは、患者さんが適正で安全・安心な薬物療法を受けられるようサポートし、信頼される地域医療に貢献することを理念に掲げ業務に取り組んでいます。
薬剤部の理念
私たちは、海南病院の理念そして薬剤師綱領及び薬剤師行動規範に則り、薬の専門職としてその職能を発揮します。そして、適正で安全・安心な薬物療法をサポートし、信頼される地域医療に貢献します。
薬剤部の行動指針
- 薬剤師法等の関係法規に精通し、これら法規を遵守します。
- 医薬品の品質、有効性、安全性の確保と、医薬品、医療材料等の適正な供給管理に努めます。
- 医薬品の適正使用を推進するため、医薬品の情報収集と提供を積極的に行います。
- 職能を活かしチーム医療を実践する中で、患者の利益のために最善を尽くします。
- 業務上知りえた患者情報等は適切に管理し、漏洩しないよう守秘義務を厳守します。
- 生涯にわたり高い知識と技術水準を維持するため、積極的に研鑽するとともに、後進の指導にあたります。
スタッフ
スタッフは、薬剤師48名(パート4名含む)、事務員2名で構成しています。(2024.4時点)
主な認定資格・学位一覧
- 医療薬学専門薬剤師(日本医療薬学会)
- 医療薬学指導薬剤師(日本医療薬学会)
- 感染制御専門薬剤師(日本病院薬剤師会)
- 感染制御認定薬剤師(日本病院薬剤師会)
- がん薬物療法認定薬剤師(日本病院薬剤師会)
- 認定指導薬剤師(日本病院薬剤師会)
- 生涯研修履修認定(日本病院薬剤師会)
- 日病薬病院薬学認定薬剤師(日本病院薬剤師会)
- NST専門療養士(日本臨床栄養代謝学会)
- 骨粗鬆症マネージャー(日本骨粗鬆症学会)
- 糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士認定機構)
- 医薬品情報専門薬剤師(日本医薬品情報学会)
- 緩和薬物療法認定薬剤師(日本緩和医療薬学会)
- 抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会)
- 認定実務実習指導薬剤師(日本薬剤師研修センター)
- 研修認定薬剤師(日本薬剤師研修センター)
- 小児薬物療法認定薬剤師(日本薬剤師研修センター)
- 周術期管理チーム認定薬剤師(日本麻酔科学会)
- 小児アレルギーエデュケーター(小児臨床アレルギー学会)
- 腎代替療法専門指導士(日本腎代替療法医療専門職推進協会)
- 腎臓病薬物療法専門薬剤師(日本腎臓病薬物療法学会)
- 博士【薬学】
施設認定
- 日本医療薬学会 認定薬剤師制度研修施設
- 日本医療薬学会 がん専門薬剤師研修施設
- 日本医療薬学会 薬物療法専門薬剤師研修施設
- 日本医療薬学会 地域薬学ケア専門薬剤師研修施設(基幹施設)
各部門紹介
調剤室
当院の外来処方は原則院外処方となっており、主に入院患者さんのお薬を取り扱っています。調剤室では、正確性・効率性の向上、薬物治療の質向上への関与を目標に業務を行っています。医師が入力した処方の内容を薬剤師が鑑査を行い、用法・用量、相互作用や重複薬の有無などを確認しています。その際、処方内容について疑問点がある場合には、医師に確認したうえで調剤します。当院では、電子カルテと連動した調剤支援システムを構築し、正確性・効率性を高めた調剤を行っています。とくに、薬剤の取り揃えにおいては、携帯情報端末(PDA※)を利用し、医薬品の包装にあるバーコードと処方データを照合することで、より正確性を高めています。そして、最終的に調剤者と異なる薬剤師が確認を行い、複数の薬剤師の目によって過誤防止に努めています。薬物治療の質向上に向けて、院内処方せんに患者さんのアレルギー情報や必要な検査値を印字し、鑑査に利用しています。これにより禁忌薬剤の投与防止、腎機能に応じた投与量の適正化等に取り組んでいます。また、調剤室担当者は病棟担当薬剤師と相互に情報共有し、薬剤部一丸となって適正な薬品管理・継続した患者さんのフォローアップができる体制としています。
※PDA = Personal Digital Assistant
製剤室
院内製剤とは「薬剤師により病院内で調製され、病院内で使用される製剤」のことです。薬物治療において、市販されているお薬では効果が得られない場合、市販されている剤形(薬の形)そのままでは治療に適さない場合など、薬物治療上のニーズに応じて、個々の患者さんに合わせてお薬(院内製剤)を調製しています。また、製剤化するためには、有効性・安全性、調製手順、使用期限の検討などを行い、患者さんに安心して使用していただける体制を整えています。
注射管理室
注射薬の調剤では、患者さんの検査値や、年齢、体重、食事摂取など様々な状況を考慮し、処方されたお薬についての配合変化、投与量、投与速度、投与期間などのチェックを行います。注射管理室担当だけでなく、病棟担当さらには専門チームの担当の薬剤師とも連携を密にとりつつ、疑わしい点があれば医師にも確認し、より適切な注射薬が安全に使用されるように努めています。
また、注射管理室では患者さんに安全で正確な注射を実施するため、注射薬の払い出しにはアンプルピッカー(注射薬自動払い出しシステム)を使用しています。さらに、お薬の取り間違いや規格違いなどを防ぐために、携帯情報端末(PDA)を利用した薬剤照合システムを活用するなど最新のシステムも導入しています。
TPN調製部門
TPNとは(Total Parenteral Nutrition)の略であり、食事が摂取できない患者さんに対し生命を維持するために必要なエネルギーや栄養を中心静脈から供給する高カロリー輸液です。無菌的に調製することが重要であるため、クリーン度の高い無菌室のクリーンベンチ内で調製を行っています。また、医師から指示されたTPNの処方内容が患者さんに適切なのかTPN担当・病棟担当さらにはNST担当の薬剤師が連携して鑑査し、安全に有効に治療が行われるように薬剤師が活躍しています。
がん化学療法部門
混合調製
抗がん剤は、正確かつ無菌的に調製することが求められ、調製者は正しい薬剤の取り扱いの知識を身につけていることが必要となります。薬剤毎に溶解方法を熟知し、正しい調製手技を取得した薬剤師が調製することで、均一で質の高い医療を提供できる体制をとっています。また調製者の安全性を確保し、かつ無菌的な調製業務を行うため、専用室内に安全キャビネットを設置し、薬剤によっては閉鎖式器材も用いて混合調製を行っています。
処方確認
がん化学療法に関して、当院では専用のオーダシステムを用いてレジメン毎に処方しています。さらに、患者さん毎に薬歴を作成・管理しており、処方されたすべてのレジメンについて投与量や休薬期間を薬剤師2名で鑑査しています。また、吐き気止めなど副作用に対する薬剤が適切に処方されているかどうかの確認も行っています。疑問点があれば、直接医師に確認を行い、安全に化学療法が実施できる体制をとっています。
患者さんへの説明
薬剤師はがん化学療法を開始する患者さんやご家族に対して、投与スケジュール、薬剤の効果、予想される副作用とその対処法についてパンフレットを用いて説明し、少しでも不安の軽減になるように努めています。また副作用に気付いたときはできる限り治療が辛くならないように、医師や看護師と連携しながら対応しています。
病棟業務
当院では、すべての病棟に専任薬剤師(病棟薬剤師)を配置しており、患者さんに対する服薬指導のみではなく、検査値等の様々な面から体の状態を把握し、副作用や相互作用の確認等を行っています。当院では質の高い病棟業務を担保するために、各病棟に基本的に2名の薬剤師を配置して先輩薬剤師が新任薬剤師を指導する体制を整え、若手薬剤師の教育プログラムを充実させています。
病棟において薬剤師は、医薬品情報の取扱者として中心的な役割を果たしており、医師・看護師といった各病棟スタッフへの情報提供等を積極的に行っています。また、特にインスリン、吸入薬、抗がん剤、医療用麻薬等の使用開始時には薬剤師が関わり、患者さんが安心して医療を受けることができる体制を整えています。
入院中のみではなく、退院後も患者さんが安心して医療を受けることができるように、お薬手帳や施設間情報連絡書等を用いての情報共有に力を入れており、地域連携の強化にも努めています。
当院は、平成25年11月に病棟薬剤業務実施加算の施設基準を取得し、患者さんの持参薬の確認や、使用する際に注意が必要な薬(ハイリスク薬)の管理にも力を注いでいます。従来の薬剤管理指導業務のみではなく、医師等の業務負担軽減および薬物療法の質の向上のために、幅広い分野で職能を活かせる体制に努めています。
チーム医療
当院では、感染対策、抗菌薬適正使用支援、糖尿病教育支援、緩和ケア、栄養支援、認知症せん妄支援、骨粗鬆症治療支援、周術期管理等の各医療チームに薬剤師が在籍しており、回診等に積極的に参加しています。患者さんにとっては、多くの職種が関わることで、幅広い視点で患者さん全体を捉えることができ、より質の高い医療につながると考えています。チーム医療においては、薬剤師が職能を発揮できる状況が院内に数多くあり、医師、看護師、臨床検査技師、管理栄養士、理学療法士、ケースワーカーなど多くの職種と協力してさらなる医療の質の向上を目指し、日々頑張っています。
当薬剤部では、若手のころからチームに参加できる体制となっています。チームに入ることで、より専門性の高い知識を身につけることができ、薬剤師としてのスキルアップにつながると考えています。専門性の高い知識は認定資格取得にもつながり、資格取得者も多くいます。興味のある分野があれば積極的に関わっていける職場環境となっています。
また、チーム所属薬剤師は薬剤部内でセミナーを開催したり、病棟担当薬剤師へ指導するなど、薬剤部全体の知識向上にも取り組んでいます。
医薬品情報室(DI室)
医薬品情報室は、有効かつ安全な薬物治療を患者さんへ提供するために必要となる情報を収集し、医師をはじめとするすべての医療スタッフへ提供する役割を担っています。医療スタッフからの問い合わせ対応、医薬品の適応症、副作用情報等を病院内に周知する業務を通して、情報を医療現場へフィードバックしています。特に、医薬品医療機器総合機構(PMDA)から発出される緊急安全性情報や医薬品・医療機器等安全性情報は重要な情報であり、院内Webシステムで速やかに全スタッフに周知しています。薬剤部と各部署間はコンピュータネットワークで接続され、情報伝達の一元化と迅速化を実現しています。医薬品情報室は、医薬品に関する様々な情報をこのネットワークを通して提供しています。
未知または重篤な副作用・有害事象の院内発生事例については、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に「医薬品安全性情報報告」として報告しています。また、薬剤師が薬物治療に介入することによって副作用やリスクを回避したあるいは軽減した事例は、「プレアボイド報告」として日本病院薬剤師会へ報告しています。これらの情報を、薬剤師間で共有をすることで副作用の早期発見や回避に繋がるよう、より有効かつ安全な薬物治療の推進に努めています。病院内には薬事審議委員会があり、医薬品の新規採用・削除、後発医薬品への切り替え採用等の医薬品に関するすべての審議が行われています。医薬品情報室は、この委員会の事務局を担当しています。
このように医薬品情報室は、医薬品に関する多くの情報を収集し、整理、保管すると共に病院内で医薬品を適正に使用するための情報を迅速に提供しています。
入退院支援センター部門
薬剤師は、入退院支援センターに常駐し、患者さんからの聴取内容やお薬手帳などの情報を元に、現在使用している医薬品・サプリメントの服用歴、副作用歴・アレルギー歴の確認を、すべての予定入院患者さんに実施しています。
その際に、検査や手術で休薬する必要のある医薬品・サプリメントについては、医薬品の写真を印刷し、視覚的に分かりやすいよう、説明を行っております。さらに、休薬に不安のある患者さんについては、患者さんご家族や、かかりつけ薬局に電話連絡を行い、確実に休薬ができるよう、働きかけを行っています。
その他、収集できた情報を積極的に病棟薬剤師に発信・共有して連携をとっており、よりよい医療の提供に努めています。
供給室(SPD・手術部門)
SPD(Supply Processing and Distribution)とは、病院内で使用される医療材料(診療材料・医薬品など)を一元的に管理・供給する院内物流システムです。令和2年1月より電子カルテと連動した新たな物流システムを導入し、新規医療材料の登録や各部署からの請求などに今まで以上に迅速な対応ができるようになりました。
供給室では、経営改善の一環として過剰在庫の削減、期限切れ・破棄破損の防止により、無駄な消費を抑えるような病院環境作りを目指して日々活動しています。また職員一人一人にコスト意識を持てるように研修会の開催にも力を入れています。
手術部門においては、担当者を配置し麻酔に使用する麻薬などの規制薬剤の管理業務や医療材料の適正な供給のために他職種との連携を行っています。また、2022年4月から新設された周術期薬剤管理加算および術後疼痛管理チーム加算の取得しており、多方面から患者様への適正な医療を提供できるよう頑張っています。
このような活動を通し、昨今のCOVID19の影響で物資の供給が不安定な中、安全で安心な医療を提供できるように日々精進して業務を行っています。
教育
新人教育・研修
新人薬剤師は入職してまず、病院薬剤師としての基本的な業務の習得に努めてもらいます。各部門をローテーションし、調剤、注射、製剤、TPN、病棟業務などを実践で学びます。当院では新人教育チームが業務習得の補助を行っています。
新人教育チームは、プリセプター・メンターという役割をもつ先輩薬剤師で構成されています。新人薬剤師1名に対してプリセプター(3~4年目薬剤師)を1名付け、業務の指導や評価などを行い、生活面での相談役となったりもします。また、新人の相談にのるなど精神面のサポートを行うメンター(5~8年目薬剤師)も1名付け、プリセプターとともに教育にあたります。
新人教育チームでは、前期の目標に日当直と病棟業務の開始を掲げて教育を進めていき、後期は業務開始後に未経験項目や未熟な項目のフォローアップも行い、一年間継続した教育支援を実施していきます。また、新人教育チームによる業務の指導だけでなく、病院薬剤師としての知識習得のために各部門担当者によるセミナーも行い、専門知識の向上にも努めています。
このように、新人教育チームを中心に各部門の協力も得て、薬剤部全体で新人薬剤師を教育するという体制を構築しています。
新人教育・業務スケジュール:新卒、未経験者の例
新人薬剤師の声
- メンター・プリセプター制度があることでわからないことを放置しない習慣ができたと思います。日常の疑問や漠然とした不安を解消でき、メンタル面でも助かるサポートシステムでした。
- 初めて行う業務はいつも丁寧に指導していただいています。独り立ちした後もプリセプターやメンターの先輩方が業務の習得状況を定期的に評価してくださるので、自身の成長を感じることができます。
- チーム会により、日々の業務の振り返りや、業務の中で感じた疑問点を相談できて、とても助かっています。
- 1年目で病棟に配属されることは、とても貴重な経験であると感じています。1病棟を2名以上の薬剤師で担当するため、分からないことがあればペアの先輩に相談でき安心して業務にあたることができます。
- 各分野に詳しい先輩や認定資格を所持している先輩がいるため、知識向上につながる環境だと思います。
- 困ったことはいつでも聞ける環境です。困っているときには見かけて声をかけてくれて、何度も救われました。
- 新人薬剤師向けに各科・各部署におけるセミナーを週1回行っていただき、基礎的な薬学的知識を深めることができました。
- 配属された病棟内チーム会で先輩から服薬指導方法や今後の業務方針について指導してくださり、病棟業務のフォローも充実していました。また、部内で症例報告をする機会があり、学んだことを病棟業務につなげるきっかけになりました。
- まだまだ学ぶべきことは多くありますが、先輩方から日々学び、モチベーションの向上にもつながっています。
- 仕事でもプライベートでも話を聞いてくれる先輩ばかりで毎日充実していて楽しいです。
教育資材(JA愛知厚生連8病院が合同で作成した共通の教育資材)
JA愛知厚生連8病院が合同で薬剤部教育担当者会議を設置しました。
新人薬剤師のための資料を作成し、教育水準の向上に努めています。
きめ細かい教育システムにより、新人薬剤師のスキルアップをサポートしています。
実務実習
実務実習を通して、医療人として相応しい知識や問題解決能力を有する薬剤師を養成することを目的に11週間のスケジュールを作成しています。薬剤部以外の様々な部署(栄養管理室や診療放射線室、リハビリテーション室、血液浄化センターなど)の見学実習をすることができ、薬剤師と他職種との関わりを学ぶことができるのが当院の特色です。また、チーム医療の回診にも参加し、実際に薬剤師の職務を肌で感じることができます。当院は総合病院として病棟実習には特に力を入れており、様々な診療科の患者さんを実際に担当してお薬の説明などを行います。担当症例については8週目と11週目に報告会を開催し、病態や薬物治療について理解を深めた内容について発表して頂いています。
実務実習受け入れ実績
平成26年度 | 平成27年度 | 平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
愛知学院大学 | 2 | 2 | 4 | 2 | |||||
京都薬科大学 | 1 | ||||||||
金城学院大学 | 1 | 3 | 2 | 2 | 1 | 4 | 1 | ||
鈴鹿医療科学大学 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | |
名城大学 | 1 | 1 | 1 | 4 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 |
横浜薬科大学 | 1 |
実務実習学生の声
- 様々な病院の様子を、医療者側からの視点で見て感じることができ、とても充実した病院実習でした。
- 病院薬剤師の様々な分野での役割とその必要性について理解することができました。また、患者さんとの関わり方についても理解することができました。
- 集中治療室など大学ではほとんど学ぶことのできない病棟業務を経験し学ぶことができました。
- 抗がん剤を投与する患者さんに関わり、自分の目で副作用を確かめることができました。
- 様々な業務を経験させていただき、病院薬剤師に必要なスキルを学ぶことができました。
- 栄養管理室や診療放射線室、リハビリテーション室など薬剤師以外の医療技術職の業務を見学することができ、貴重な経験となりました。
治験係
当院では、院内で実施する治験をサポートするため、薬剤部に「治験係」を設置しています。治験係は、書類の作成、治験情報の収集および医師への情報提供、医師や看護師などの医療スタッフが円滑に治験を実施できるように調整を行うなど治験が適切に実施できるように努めています。調剤や服薬指導のような業務以外にも薬剤師は活躍しています。
新規治験の依頼を検討している場合は、まず薬剤部治験係へご連絡ください。